【解決事例5】年子の子どもが生まれたため、生活費がたりなくなり、個人再生を行った事案
依頼者情報
◯年齢: 30代
◯職業: 公務員
◯家族構成: 妻と子ども4人(6人暮らし)
◯月収:手取り約24万円
◯借金の原因: 生活費
相談前の状況
年子の子どもが生まれたため、生活費がたりなくなり、その後自転車操業状態になった。借入をしないと借金の返済もままならないような状態になったため来所。
相談前と相談後の借金状況
《相談前》
借金額:約650万円
毎月の返済: 月20万円以上
上記以外に住宅ローン:なし
《相談後》
返済総額: 約130万円(約520万円の減額)
完済までの期間:3年
毎月の返済: 約3万6000円
解決のポイント
依頼者様のご希望に沿って個人再生を申し立てることにしたのですが、絶対に勤務先に知られたくないというご希望から、再生開始申立てにあたって必要な書類を収集することができないという状況となりました。
ここで、手続自体を断念したり、「どうしても必要な書類だから職場に話をして書類をもらってきて」と言うこともできたのですが、まずはできるかぎりのことをやってみようということで、当職の方で各種資料を収集し、必要な算定等を行って作成した書類を提出したところ、再生手続の開始決定を得ることができました。
事情があり、必要書類が準備できない場合でも、工夫をすることで手続を進めることができる場合もあります。こんな状況じゃ無理かな、と思われても、まずはご相談されることをおすすめします。