【解決事例16】10分の1以下の返済で自宅や家族の生活を守ることができた事案

依頼者情報

◯年齢:60代
◯職業: 警備員
◯家族構成: 妻 子ども2人と同居
◯月収:15万円 年金20万円/月
◯借金の原因:住宅ローン

相談前の状況

債権者から連日支払いを求める電話がかかり、「親の不動産を売却してもらって返済に充てるように」「家族にサラ金で借りてもらってでも返済するように」等と求められ、家族の生活にも影響が出る状態でした。自身で少額ずつの返済の申し入れをするも断られ、裁判所から支払督促が届き、ご相談に来られました。

相談前と相談後の借金状況

《相談前》
借金額:700万円
毎月の返済:4万(ボーナス月はプラス25万円) 但:長年支払いできておらず。

《相談後》
借金額:700万円
返済方法:年金受給月に30万円ずつ2回
完済までの期間:2か月
返済総額: 60万円

解決のポイント

支払督促が届いた段階でご相談に来られましたので、すぐに異議申立てを出すとともに示談交渉に入りました。

仕事柄、資格制限により破産手続きが選択できませんでしたので、何とか任意整理で話をつけるべく、債権者に、代理人が関与することで、それまで不可能であった、まとまった金額を早期に実際に回収できるメリットを粘り強く説明し、10分の1以下の返済で自宅や家族の生活を守ることができました。

※備考
本件は債権者の種類等の特別な条件が重なった結果、非常に少額の返済で解決できた事案であり、通常の事案にそのまま当てはめることはできませんが、代理人が関与することで有利な結果を導くことが可能になる1例です。

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