過払い金返還請求ってなに?
「過払い金」とは、消費者金融やクレジット会社などの貸金業者が、
法律の上限を超えて取り続けていた利息のことをいいます。
言葉で説明すると難しいのですが、図で見ると簡単です。
上記の図でいうと、
・一番上の黒色の部分は「出資法」に反するので違法
・一番下の青色の部分は「利息制限法」の範囲内なので合法
・その間に挟まれている灰色の部分が「グレーゾーン金利」の部分
です。
2006年までは、貸金業者がぎりぎり違法にならない範囲(灰色部分)まで
目一杯の金利をとっていたのですが、この部分が最高裁判決によって無効になりました。
要は、「黒色部分」だけでなく「灰色部分」も違法になったわけです。
この払いすぎた「灰色部分」の返還を求めるのが、「過払い金返還請求」なのです。
2005年以前から消費者金融・クレジット会社との借入・返済が続いている方や、
既に完済している方は、過払い金が発生している可能性が高いです。
その場合、過払い金が数十万円から数百万円になることもあるので、
一度調べてみた方がよいでしょう。
ただし、過払い金の場合、最後に完済した日から10年を
経過すると時効になり権利が消滅してしまいます。
なので、なるべく早い段階で無料相談を利用することが重要です。