②個人再生

「個人再生」とは、借金の返済が困難であることを裁判所に認めてもらい、
住宅ローン以外の借金を大幅に減額した上で、借金を返済する手続きです。

「個人再生」のポイントは、

 

・裁判所を利用する手続きであること
・借金の返済を目指すこと

 

の2つです。

この「個人再生」の特徴は、住宅などの一定の財産を守りつつ、
借金を返済していけるという点にあるといえます。

 

2種類の個人再生

個人再生には、

 

①小規模個人再生
②給与所得者等再生

 

の2つがあります。

▼①小規模個人再生

小規模個人再生とは、住宅ローンを除いた借金総額が5000万円以下で、
将来にわたって継続的、または反復的に収入が見込める個人が行う手続きのことです。

この小規模個人再生の対象は、自営業者ですが、
サラリーマンや公務員でも利用することができます。

 

▼②給与所得者等再生

給与所得者等再生とは、小規模個人再生の条件を満たしていることを前提に、
定期的な収入の変動幅が小さいと見込まれる場合に利用できる手続きです。

この給与所得者等再生は、自営業者は利用できず、
主な対象者はサラリーマンや公務員になります。

収入の変動幅が基準のため、パートやアルバイトの方でも利用可能です。

 

 

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